多汗症とは、手のひらや足のうら、
脇などに多量の汗をかく症状のことです。
人は緊張すると手のひらに多量の汗をかくことが
ありますが、その状態が常に起こる状態を
言います。
また、脇の下に多く汗をかく方がいらっしゃいます。
よくワキガと間違われますが、鼻をつく刺激的な
ニオイがしない場合は、ワキガではありません。
多汗症には、「全身多汗症」 と、「局所多汗症」 とに
分かれます。
それぞれによって原因は違います。
◆全身多汗症とは
体全身から汗をかく症状のこと。
全身性の多汗症は原因がはっきりと
特定されておらず、生まれつきの
体質などの特に原因ないものと、
中枢神経系の異常や甲状腺機能亢
進症、循環器疾患、内分泌異常、
代謝異常などの病気が原因の場合が
あります。
◆局所多汗症とは
体のある一部から汗をかくことを
局部多汗症と言います。体の一部とは、
「顔」「手のひら」「足裏」「脇の下」など
です。
顔にだけ汗をかく、手のひらだけに
汗をかくという方もいらっしゃいますが、
ほとんどの場合複数の場所に汗を
かくことが多いようです。
多汗症とは
多汗症の原因は、交感神経(自律神経のひとつで、
新陳代謝を活発にする神経)が敏感で活発な
状態が続くことで、汗を分泌する腺(エクリン腺)が
活性化されて、多量の汗が分泌されるのです。
その主な要因として下記の事柄が
例として挙げられます。
- 強いストレスを感じたとき
- 極度の緊張したとき
- 得も言われぬ不安を感じたとき
これらを感じた時に交感神経が異常をきたし、
多量の汗を発生させます。
わきが・多汗症は遺伝に大きく関係している
片親がわきが・多汗症の場合は、約50%。
両親がわきが・多汗症である場合は約75%~100%の
割合で遺伝すると言われています。
アポクリン汗腺の活動は、思春期の頃から始まり、
熟年期以降の老化で衰えるまで続くため、
お悩みをお持ちの方は今すぐ治療をオススメします。
食生活やストレスが原因の体臭について
- 食生活の改善で体臭を抑える
体臭を考えるときのポイントになるのが
活性酵素です。
これは生活習慣病と深く関わっています。
活性酸素が基準以上に発生すると、人間の体を
酸化させて臭いの発生源となってしまいます。
活性酵素は、脂分の多い食事やアルコール、
喫煙や生活の乱れ、ストレスなどが
関係しています。
活性酵素の働きを抑える、ポリフェノール、
ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンなどを
含んだ食べ物を積極的に摂取するように心がけると、体臭を抑えることは可能です。
- 活性酵素の働きを抑える食べ物
・ビタミンEを含んだ食物 |
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未精白の穀物 |
・ベータカロチンを多く含んだ食物 |
緑黄色野菜 |
・ポリフェノールを含んだ食物 |
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ワイン |
・ビタミンCを含んだ食物 |
ピーマン・ブロッコリー・パセリ・緑茶 |
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